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選んだ道 ~新たな旅立ちに~

新たな旅立ちへの待ち時間

本当ならば
この先足を踏み入れる未知の土地への期待を膨らませたり
この先の不確かな毎日へに不安を抱いたり
さまざまな思いで胸がいっぱいになるはずであろうこの時間


俺が日本を出たときから変わらず動いている時間
そしてある地点からその動きから零れ落ちてとまっている自分
今まさにそのとまっていた自分が元の流れへと戻り
再び動きだす時


この瞬間を待ちわびていたかのように見える
この瞬間から始まる旅へ向けて準備してきたアイテムたちに囲まれて
まだ俺は動き出せずとまっている


すでに俺も動き出しているのかもしれない
現に住んでいたオークランドを離れクライストチャーチへ降り立っている
数時間後にはフランスへととびだって良くてはずになっている
半ば自分の意思とは関係なく
事務作業のような手続きをこなし
ベルトコンベアーに乗せられた大量製品のように
自動的にそれぞれの行き先を飛び出していくシステムの中に入りこんでいる


そんな状況にいてもなお
まだ自分が動き出すときがきたという実感も感覚もわいてこず
どんどんチェックインを済ませゲートへ吸い込まれていく人たちや
思い思いに時間をつぶしているほかの乗客
といういつものこの空港の1ページにまるで異物が混入しているような存在として自分をとらえている




あんなにも長い間目標としておいていた世界旅行
いざ始まって俺はすぐに自分からそれを降りてしまった



この一瞬
それにすべてを賭けてみたい
それができる人になりたい
今までとは違う選択をできるように

そう思った選択が意味していたのは旅を終えるということだった



それで悔いもないとおもっていたけれど
そこからの自分が以外にもしぶとかった


自分の条件でも働ける場所を運よくみつけ
そこで働いているうちにまたふつふつと旅への思いは募っていった


「彼女か旅か」の選択だったのか
いつのまにか「彼女と旅と」という選択へと向かっている自分がいた


その後
働き口がなくなってしまったり
ビザの状況がきびしくなってきたり
でも彼女との最善と
自分の旅への思いの実現の可能性を探っていきながら
NZへと流れていき
さまざまな計画変更を経て
ようやくたどり着いたこの新たな旅立ちという日


2回目の旅立ち
1回目とはいろいろな意味で違いがある

この2年半の間で経験してきたことを蓄積してきた自分がいて
以前にあったものが失われたり
以前にはなかったものを得たりしている旅にたいしての思い
少し旅を経験したことで足りないことが明確になり
この1年半を準備期間として知識もツールも充実している



いつの間にかこんなに時間がたってしまっていて
本当にこんなことしていていいのかという思いだったり
こんなにも長くしぶとく自分のやりたいことへこだわれているこを幸せに思えていたり
果たして日本へ帰って自分は何者になれるのだろうかという不安や
なんとかなるだろうという楽観的な見方をしたり
日本で生活を築いていっている同年代の人たちに後ろめたさを感じていたり


時間がたてばたつほどこの答えの出ない質問は
いつも心の奥底に横たわっていて
それを考え出すたびに道草食っている自分がもどかしかった



ようやく動き出せるときがきた




あるときボクサーの辰吉丈一郎のインタビューを見た


最短距離で王者になった辰吉だったけど
それから繰り返しのケガや当時のルールに縛られて
回り道ばかり
何度も引退の危機に立たされてもそれでもいまだにボクシングを続けている


その辰吉が
回り道ばっかりの人生だけどそれでいい
だって回り道した人にしか見えない景色が必ずあるから


ってようなことを言っていた



それを読んでたら
俺の旅もそうだなって思えた


世界一周をしてる人はたくさんいるけど
俺ほど道草食ってる人なんて聞いたことないし
最短距離で回るだけが旅じゃない


俺は俺のスタイルでやってて
自分が選んだ道がたまたまこうなってて
たくさん回り道してるけど
でもその中でしか見えない景色が確かにあった






2回目の旅立ちを前にこの旅に求めるものってそこなんじゃないかなって思う


俺が好きな言葉に

正しい道を選ぼうとするんじゃなくて
選んだ道を正しくするんだ

っていうのがあるけれどまさにこの言葉に集約されてる




自分のつまらない器でそのときの正しさを探してしまったり
ついついどこかに正解があるんじゃないかっていう幻想にとりつかれて
それを探してしまうけれど

結局日々の選択に責任をもって正しくしていかなきゃいけないんだと思う


正しくするってやっぱり楽しむことだと思う

なにがあっても
何が見えても
どんな道を通ろうとも

ただシンプルに今を楽しむ
純粋に目に飛び込んでくる景色を味わう


そのとき
その一瞬を
噛み締めるように



この先
いろんなことがあって
この旅
大きな挑戦が待っているけれど


そんな中でシンプルに一日を楽しんでいける旅にしたい
味わおうとする自分がいる旅を選んで生きたい
そんな道を歩いていきたい













このブログを書いている横で危ない手つきでスプライトを飲んでる小さな子がいるんだけど

もしその子が
案の定飲み物を俺のパソコンやらアイポッドにぶちまけたら・・・



俺はそれも味わえるのか




いや
無理だな
激怒するな







まあ
まだ先は長いし
あせらず少しずつ楽しい時間を集めていこう



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旅の洗礼 1

10月20日

何事にも洗礼はつきものだ
もちろん旅も例に漏れない


むかーし、マレーシアかどっかを旅してるときも「洗礼」という名のブログを書いたけど
土地が変わればルールもかわり
時間が経てば旅慣れもなくなる

ということでいきなりの初心者が旅を始めようと思ったら
それなりの洗礼をあびなきゃいけない


AUSにいるときもNZにいるときも
自分の気持ちとしては
旅に片足をつっこんだまま
というつもりでいたんだけど


いや
むしろそういう気持ちとむかーしちょっとだけ旅したことある
っていう経験が隙をうんだんだと思う



ということで
旅再会してからパリに降り立って
ある程度起動に乗せるまでがすごくすごく大変だった



まずNZからの出国
住んでいたオークランドからいったんクライストチャーチへとび
そこからマレーシアを経由してパリへというフライトスケジュール
1時間半飛んで、6時間待って
10時間飛んで、3時間待って
14時間飛んで、到着というスケジュール


時差とかがあるからフライト時間とかあんまり考えてなかったけど
6時間の待ち時間で時差を考えて
飛行機乗ってる時間計算したらげっそりしてしまうスケジュールだった



でも
まあ何はともあれ出国
ということでチェックインゲートがオープンすると同時にカウンターへ向かう


ここで最初の問題発生

まったくノーマークだったけど
フランス入国に関して、フランス出国のチケットを保有している必要があるということをカウンターで言われる


出たー
そのパターン、、、


まったく考えてなかった

今までにも何度それで苦労してきたことか

でも
まさかここでそのパターンがくるとは、、、


なにせ台湾とかNZとかまだいってないけどイギリスとか
そういう島国だったらまだ言い分もわかる


怪しいやつを入国させないように出国のチケットをもってろtっていうのも
しかも
そういう島国だったら大体が飛行機のチケットだから早めにとっておくだろうっていうのも



でも


フランスって
しかもユーロ圏のど真ん中で
むしろ陸路だろう?

バス、電車、車
下手したら自転車だってありうる


国境があってないような地域で
なんで出国のチケットが必要なんじゃい!!
アホか!


って
言い出したい気持ちを抑えつつ
もうこうなってしまったらしょうがない

むしろ
ギリギリのチェックインじゃなくて本当によかった



カウンターの兄ちゃんには
サービスカウンターで払い戻しのチケットについて聞いてみたら
といわれたけど
どっちにしろ次にベルギーいくことは決めてたし
バスをとろうとおもった



空港に備え付けの
1ドル10分っていうインターネットキオスクでバスを手配しようとしたら
びっくりするくらいタイミングが悪く
ヨーロッパのバス移動の最大手、ユーロラインがホームページをメンテナンス中


びっくりした
しかもフランスのページだけ


これにもびっくり


他のバス会社を探すけど検索にひっかからない

じゃあもうとりあえず電車だってことで
鉄道ページを検索


あらかじめ調べたバスの値段の倍するけれど
とりあえずどうしようもない
悔しいけどまったく無駄になるわけではないから、と
購入ページに行こうとすると画面がとまりまた最初に戻る



意味がわからない

しかもNZのネット環境なんて日本からじゃ信じられないくらい遅いから
ここまでくるのに30分以上かかってる
どんどん時間がなくなってくる


余裕の展開が一転
期待とか不安とか
遠回りを楽しむとかそういう問題じゃなくて
旅が始まらない危機に。。。



別のバス会社を探してみようとするけれど
やっぱりユーロラインのページに飛んでしまう



でも
ふとみてtみるとなんやらメンテナンスが終了してるっぽい!

こうなればあとはちょちょいと行き先選んで予約して


まあ
これもパリってだけで出発地点が4つくらいあって
ブリュッセルも2つくらい到着地点があって
どこがどこかわかんあいし
財布に入ってたコインももうほとんどないからそんなのいちいち調べてられない


とりあえず一番上のやつ同士をつなげて
さあ購入



思いきや


俺が欲しかった日にちのバスが満席
一番近い日付は週末をまたいだ月曜日

でも
この際ごちゃごちゃいってられない
しょうがないからパリに3泊すればいいだけだ
飛行機乗れないよりまし
ってことでブッキング


プリントアウトなんてもちろんできないから予約完了画面をカメラでパシャリとやって
さっきのカウンターへいく

ノリのいい兄ちゃんがそのブッキング証明の写真をみながら
何だ、これ!これがチケットだっていうのか?見たことないぜー!
的なかんじでちゃかしてきながらも無事チェックイン完了


とりあえ前半の10時間のフライトでマレーシアと飛び立った


でも
こんなのまだまだ洗礼の始まりにすぎなかった


この第三国への出国のチケット
っていうのは以前AUSからシンガポールへといくときにかなり痛い目にあっていた
この時も同じようにチェックインのときにチケットが必要だといわれ
その場であわてて手配して
ホントギリギリのギリギリでなんとか滑り込んだ感じだったから
それ以来気をつけていたんだけど
まさかフランスがその対象になってるなんて思いもしなかった




ちょっと長くなったんで2つにわけて書きます

洗礼 2


余裕のチェックインのはずがまさかのドタバタがおき
息つくまもなく飛行機に乗り込んだ


この10時間のフライトもきついといえばきつかった
わりと寝れたほうだったけど
やっぱあんな狭いところに10時間はきついね



クアラルンプール到着

トランジットってやった経験がない
1回だけ台湾いくときにフィリピン経由でいったけど
これはものすごくドタバタだった
航空会社の人がトランジットを認識しきれてなくて
最後走らされるくらいに

今回はLCCのアジア代表
エアアジアを使っての移動だけど
格安だけにその辺の手配がこわかった


クライストチャーチで3回くらい荷物について確認した
預け荷物は向こうでやってくれるからこっちは何もしなくてもいい
まあ
普通トランジットってそうなんだろうけど


イミグレは通過せずに
トランジット用の通路があるから
そっちを通ったらエアアジアのカウンターがあってチケットをくれる
という手はずらしい



いってみると
まずそのトランジット用通路がない

いきなりイミグレになってる
どうしようかと思ったけど
全然人がいないし時間がかかるわけじゃなさそうだから
そのまま通過した
また無駄にマレーシアのスタンプだけが増えた。。。



エアアジアのチケットカウンターにいって
フランスから出国のチケットは持ってるか?って
うぜーな、さっき見せたからここまできてるんだろうがよー!
っていらいらしながらデジカメの画面を見せると

これじゃだめだ、印刷しないと


はー!?
なんでお前にそんなこといわれなきゃいけねーんだよ!
つーか、いまどきいちいちチケットなんて印刷しねーだろ!


向こうでできるから

と変なオフィスを指さされる

そのオフィス行くと
空港内でワイヤレスインターネット使えるから、このメールアドレスにメールしてって


やってみるとネットがおせーおせー
ヤフーのページが重すぎてひらかないというか
メールがちゃんと機能せず
30分くらい格闘して
あきらめてUSBでできるか聞いてみた


あっさりOKだった



全部終わると

3リンギです


って
俺トランジットだけだからマレーシア通過持ってないよ



めんどくせー
とりあえず説明してまたくるからってことで
両替して

お金払って
ここもギリギリでフライトへ


ってかここからさっきより長いフライトかー


よく見たら俺のチケット21のA
窓際。。

トイレ行くの気遣うわー


まあ
何はともかくこれでようやくフランスだ



はやくついてくれー
と願いながら飛行機のシートについた



ちなみに
乗客が全員乗るまで
隣の隣の席が空いていた

ってことで
隣の人はそのあいてた席にうつり
真ん中が開いた状態になった


超ラッキー
これだけで全然楽!
むしろこんなところに詰め込まれて14時間は無理!



ちょっとテンションがあがってた


そしたら
出発時間を過ぎてから乗ってきた客が、、、

まさか、、
と思ったけどその人は通り過ぎた



ここまできてそんな逆転劇いらないから
とホッとしてると


また戻ってきてチケットの席と座席番号を確認してる


うわー
きたー


ってことでそれぞれが自分の席につき
3人牛ぎゅうづめになったところで飛行機はうごきだした






でも
14時間後到着したパリではもっと強烈な洗礼がまっていた

座右の銘を変えよう


座右の銘

いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句





あってもなくても別にどっちでもいいと思うし
あったからって良いとか
ないから悪いとかそういうものでもない


あるからって形ばかりで
まったく自分のそばにない場合だってあるだろうし


明文化はしてないけれど
考えてみると一定の軸にそって生きている人もいるだろうし


本当に人それぞれだと思う




俺の場合は
こういうのが好きだし
なにがいいだろうなーっていろいろ考えていくプロセスに興奮する


それに
「人生を真剣に生きるとき、人間は指針となるものを求めずにはいられない」
という誰かが言っていた言葉が好きだ






HPにも書いてあるけど
今まで俺がこれを座右の銘にしようって思ってたのは



「わがままであれ」




うん
今見てみてもいい言葉だ
俺らしいし笑



もちろん自分勝手であれっていう意味じゃあなくて
自分の正直であれっていうことと
自分のやりたいことをやりとおせる自分でありたいって言う意味


ハイロウズは「不死身のエレキマン」っていう曲で

「第一希望しか見えないぜ」

って歌ってる



それと似た感覚なのかもしれない




やりたいことを通すためには
それなりの能力や実力が必要
だからそのための努力を怠るなっていう戒めでもあるし

わがままを通さず第二、第三希望で妥協するようになったら終わりだぞ
っていうメッセージでもある










うーん










なんか
書いてたらすごくいい気がしてきてしまった



変えなくてもいっかっていう気もしてくる

もちろんこの言葉はこの先もずっと自分の中に残しておきつつ
今はあえて別のものにしてみたい


しっくりこなかったらまた変えればいいんだけど
こういうのってころころ変えるもんじゃない気がするし
座右の銘って1つだからことシンプルで強い気がするから
2つはもちたくない



わがままであれ


だってかえるつもりはなかったしね







まあ
それでも
これから自分への戒めへとおいておきたい文句は







「万事即一生」









もしかしたらどっかにある言葉かもしれないしないかもしれない
自分で考えたからからなんか意味が間違ってるかもしれない


でも
そんなん俺の俺による俺のための座右の銘だから
間違ってたって別にかまわない




万事即一生




俺が思うこの言葉に含まれている意味




すべてのことは即ちその人の人生である
ということ



どんな小さなことでも
自分の行いが自分の一生
自分の思考が自分の一生
自分の言葉が自分の一生



人の生き方はすべてのことに表れる
すべてのことに凝縮されている



気分がいいときには優しいけど
疲れているときは怒りっぽい


その人は感情に流される人だということ
自分をコントロールできない人だということ

ということは自分をコントロールしていない一生だということ



小さなことはおろそかにして
得になりそうなことだけ頑張る



っていうのは結局環境に左右される人生を送っていくということ
そういう人でありそういう生き方であるということ



生きるスタンス
人生に対する姿勢



それは朝起きてから寝るまで
毎日毎日とどまることなく問われている
それにどう答えていくのか


その積み重ねが生き方であり人生


であるとすれば
毎日毎日
一瞬一瞬
その場でのどんな小さなことに対しても
自分がどう考え、どう行動するか
何を思い、どんな言葉を使い、どう反応するのか
それが結局は自分の人生の縮図であるということ



小事をおろそかにし事をなすというは不可能

小事であろうと大事であろうと
生き方が問われている
そこに一貫性を通して生きたい

外からではなく内からくる
自分で定めた基準により選択していきたい



人の生き方というのは
結局人生全体を通して問われるというよりも
今目の前のことを通して全体が見通せてしまう



分かる人にはわかる
伝わる人には伝わる
いい意味でも悪い意味でも



だから
すべてのことに対して分け隔たりなく
一生が問われているというつもりで取り組んでいくこと
それを指針していきたい



誠実に生きたいと思うし
大切な人を大切にしたいと思う
楽しく過ごしたいと思うし
成長したいと思う



それは
旅をしているときでも日本にいるときも同じだし
相手の反応がどんな風であれ
おかれている状況がどうであれ
問われているのは結局一生のスタンス





万事が即ち自分の一生となる


そういう覚悟で物事に望む
そうしたらおろそかにできるはずがない
明日から頑張ろう
次から心がけよう
っていう選択はできなくなる

仮にそうなってしまうなれば
その考え方に生き方のスタンスがでてしまっているし
その結果がそれまでの人生になってるんだと思う


取るに足らないことだろうと
一生を問われている
ある意味厳しいし
ある意味無限大に自分を試せる機会があり
自分を変えていけるチャンスが存在しているとも考えられる




今目の前の選択を
人生が問われていると思って選び取っていく


万事即一生の気概で生きていこうとおもう

日本へ帰りたいと思う


旅を再開して1ヶ月半くらいがたって
ようやく慣れてきた

体もそうだし心も


最初の1ヶ月くらい
ポーランドを過ぎるあたりまで
とくに北欧を抜けるまでは
物価が高いためタイトなスケジュールになっていたのと
旅から長く離れていたのでなかなか慣れなかったこと
毎日のように曇りで寒い天候
ヨーロッパという場所と自分との関係


さまざまな要因が重なってだと思うけれど
とにかくネガティブだった



せっかく再開したんだし
楽しみにしていたヨーロッパだからもっと充実させないとって思ってたけど
なかなか毎日気分が乗ってこなくて
東南アジアのような猥雑とした魅力もなく
整然としているヨーロッパになにか壁を感じて入り込めない


ずっと日本に帰ってないのに
パリにいたときに
「あ、自分は異国の地に来たんだなぁ」
としみじみ思った




いまいち波に乗り切れないながらも
めまぐるしく毎日のように新しい土地を訪れ
そしてまた次へと向かっていく日々




ここで何をしているんだろう


という問いに明確な自分なりの筋を通せないまま


「とりあえず」
という惰性で自分を動かしていく





今思えば
本当に心が不自由な状態だった



そんな状態の中で
いままでで一番「日本へ帰りたい」って思った




もう旅なんか辞められたらどんなにいいだろうって



そしたら100,200円のことでこんなに頭を悩ませる必要なんてないのに
毎日自分の部屋で寝られて
他人をシェアする必要なんてないし
好きなときに好きなものを食べて好きなことができる


シャワーの様子やキッチンの具合をその日その日ごとに心配する必要もないし

言葉が通じなくて困ることもない
むかつく対応をとる店員に文句の1つも言える



それに
この1年ほどで
自分の人生の方向性も定まってきたように思う


自分に何が向いてるんだろう
何がやりたいんだろう
何がすきなんだろう


日本にいたらそんな質問をする時間がないほどあわただしく忙殺される日々を過ごしてしまうのかもしれないけれど
俺は逆に
有り余る時間で常にこういうことを考え続けて
あーでもないこーでもないとこねくり回してきて
20代
ずーっとそんなことを考える時間にあてていたら

なんとなくだけど
あー
たぶんこういう事がやりたいんだろうなっていうことが見えてきたように思う




だから
それに早く挑戦したいという思いもある
その分野でどれだけのことができるのか試してみたい


もちろんこれはまた変わる可能性もあるけれど
変わらない可能性のほうが大きいと思う

それは
この2年
さまざまな条件が制限されている環境に身をおくなかで
それでもなお内側から湧き出てくる動機であるし
好きでありやりたいことでありほっておいてもやってしまうことでもあると思う


そんなことってなかなかない


絵を描くのが好きな人は
たとえ立派な道具がなくたって絵を描く
筆を取り合えげられたって
なにかしらの手段で描いてしまうだろう



そんな内からくる強烈な動機


自分にはそんなのあるのだろうかって思ってたけど
もしかしたらこれなんじゃないかっていうのが今は見えている



もちろん理想と現実は違う


実際にやってみたらこんなはずじゃなかったって思うだろうけど
それでもその現実を理想に近づけていく努力を自然としていくんじゃないかなって思う



そんな思いがあって
目の前のたびには乗り切れてなくて
いまいちここにいる意味もわからなくて


日本に帰ったらな~っていっつも考えてて




今までで一番「日本」ということを意識した1ヶ月だった




働きたいなって思った


毎日バシっとスーツきて
お気に入りの手帳でばっちり時間管理して
疲れてたり眠かったりうまくいかなかったりするけど
そんでも頑張ってやってると
人とのつながりができてきて
感謝して感謝されて
もっと頑張ろうって思えて




そんな毎日いいよな~



たまには週末友達と飲みながら昔話や愚痴いったりしながら笑い合って
お互いに刺激しあえる話をして
また次の週へのエネルギーにして





仕事の面だけじゃなくて
日本に帰ったら
これができていいだろうな
これもしてみたいな
今はできないけど
日本にいたらこういうことも得られるだろうな





そんなことを考える時間が長かった







でも
ここで考えたことが
新しく座右の銘にしようと思った「万事即一生」につながっていった



俺日本にいるときに
そんな毎日充実させてただろうかな~って
仕事は楽しかったしいい経験できたし学ぶことも多かったし
やりたいことだったから今思い出してもいい思い出しかないけど

それでも一日一日感謝してできてだろうか

そのときは日本にしかいたことがなかったらから
日本にいて普通に暮らしていることを当たり前のことだと思っていたけれど


でも
海外にいた経験を踏まえ
今日本へ帰ったとしたら
さっき自分で考えてたみたいに
いや~
やっぱ日本最高
働くってすばらしい
毎日充実してます!

っていう日々を送るのか?




考えてみたらすぐ分かることなんだけど
実際に自分がそのループに入り込んじゃってるときは盲目になってしまう


これってすごく危険だと思った



よくある話といえばそうなんだろうけど



この状態で仮に帰ったとしてもどう思うかって

日本にいることの感謝よりも

旅での生活を懐かしむっていうことなんだろうな



あの時は自由でよかったな
毎日が新鮮だったな
行きたいところにいけてやりたいことをやれて
貧乏だったけど
それでも充実してたな~


なんて
そんなことを思ってしまいそう




結局自分の内側にある問題を
外側の問題としてみようとするから
いつまでも問題は問題のままなんだろう



「問題を自分の外にあると考えるならばその考えこそが問題である」


7つの習慣のコヴィー博士はそういってるけれど
俺の場合もこれが当てはまってると思う



だからこそ万事即一生


今自分の状況だとできないけど
別の環境ならできる
と思っていることは
たいてい環境が変わってもできない

なぜかというと
それは「できない環境である」っていう外の問題じゃなくて
「できない自分である」っていう内の問題だから


物理的に不可能なことはもちろんあるけれど
一番大切な心のあり方が「できていない」ならば
何がどうなろうとできない



日本で本当にやりたいことに挑戦して充実した日々を送るために

今目の前のことにどう取り組んでいくか
それが問われている
それが一生
今どう生きるかというスタンスは
未来までは変わらない


旅をするということと
日本をするということ


そもそも比較できないくらいまったく違うことかもしれないけれど
一番根本的な
どちらも自分が行うことであるという
出発点である自分のあり方はいつもどこでも同じ




旅をしてる間は
いろいろ不確定なことが多いから
不安も多いし
誰を信用できて誰を信用できないかわかんないから
常に気を張っちゃって
必要以上に壁をつくっちゃったり
周りの人全員が泥棒にみえたり
いろんな状況や条件や環境の違いに疲弊してしまったり
少しのことでイライラしたり
孤独を感じて笑顔がすくなくなっちゃったり



いろいろあるけれど
それはたぶん旅だからわかりやすく出てしまっているだけ
日本に帰りたいっていうのは
日本に帰って
そんな弱い自分をどうにか繕いたい
っていう弱音なのかも



結局はそこを変える努力をしていかないと何も変わらない

だからまだ日本には帰れないし
今帰って堂々と仏壇のおばあちゃんに「ただいま」とはいえない









でも
やっぱたまに日本は恋しいよね


人ももちろんそうだし
本とか
コンビニとか
日本のサービスとか


マンキツ行って吉野屋行って
バッティングセンター行って銭湯行って居酒屋いきてー
main_line
main_line
Profile
    2009年3月に世界一周へ出発したはずが
    ワーホリしたり、語学学校で英語勉強したりしてる間に恋したり
    結局旅は中断。
    それ以降も
    不法就労したり、人体実験したりと
    しぶとく生き抜き
    2011年10月にようやく旅を再開。
    12月からは愛する彼女と2人旅に。

    人と関わるよりも、一人で妄想する方が好きで
    冒険心よりも、保守的思考が強く
    どちらかというと旅よりもインドアで待ったりという方が好きだけど
    それが自分の旅のスタンスでありスタイル

    どこに行って何を見たかよりも

    何を思い、どう動いたのか
    そしてその結果
    どんな言葉に出会えたか

    今は言葉に出会うために旅してます

I.G.・LANの日記
共に旅立った同志達のブログ

salshogo

I.G.
http://salig.blog37.fc2.com/

LAN
http://sallan.blog10.fc2.com/

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